真面目だとか、不器用だとか

私は本当に人に頼るのが苦手で
辛い時に人に辛い、と言うのは負担をかける気がして
なんとか一人で飲み込もうとして
消化しようとして
しきれなくて

失敗する。

今のところ大きな失敗は無いけれど
真綿で首を絞められるみたいに
自分で自分の首を絞めている。
いつもいつも。

餅は餅屋だから
カウンセリングまで耐えれば良いんだ
そうすれば大丈夫だ
でもそうもいかない時があって
結果、ギリギリになって
差し伸べられる手を掴む

甘えだ。
これは甘えだ。

人はいつか裏切るから
私を突然捨てるから
だから人の手を借りるのが怖いんだ
その手を本当に取っていいのか悩むんだ
信頼してない訳じゃない
信じて裏切られた私の猜疑心のせい

人はいつか、私の手を離してしまうから。

この世には永遠も絶対も無いから
それを一番知っているのは私だから
真面目では無いんです
不器用なんです
ただの怖がりなんです
手を離されるのが怖いから
一人で居ると決めたんです
そんなのは無理だとわかっているのに

私がもう少し、素直に人を好きになれる人間だったら良かったのにね。
辛い時に辛いと言えて
誰かに助けて、と言える
人間なら良かったのにね。

でもそれを許さないのは、やっぱり私なんだよ。